闘病体験

双極性障害Ⅱ型が寛解しました

2021年7月15日、ずっと患っている双極性障害Ⅱ型が寛解したとお医者さんに言われました。

寛解(かんかい)
病気の症状や徴候の一部またはすべてが軽快した状態、あるいは見かけ上、消滅して正常な機能にもどった状態。

引用:コトバンク

油断はできませんが、ひとまず症状が出ない落ち着いた状態になりました

三重県に帰ってきて、双極性障害Ⅱ型と診断されてから2年が経ちました。
長かったようで、あっという間だった2年間だったと思います。

寛解できた一番の理由は、自分にあった薬が見つかったことです。

今のお医者さんから最初に治療を受けたとき、「双極性障害Ⅱ型の治療は自分に合う薬と出会う作業です」と言われました。

この2年間、色々な薬を試しました。
服用した薬によっては血液検査で異常が出た薬もありましたし、明らかに体調がおかしくなった薬もあります。

キツイなあ、辛いなあとずっと感じていました。

今年の5月、ある薬の服用を開始しました。
去年国内で発売されたばかりのラツーダという新薬です。

この薬の服用を始めて2日目、驚くくらい普通に活動ができるようになりました。

朝起きて、昼間に活動して、夜眠る、そんな生活が送れるようになったのです。

この新薬は、お医者さんも驚くほどの効果を発揮してくれました。

お医者さんの話を聞くと、同じ薬を服用しても、全く効果が出ない人もいるそうです。
2年で自分に合う薬に出会った私はきっと運が良かったんでしょう。

寛解と診断されたものの、これから2年間は薬の服用を続けるように言われました。
治ったと思って薬をやめると途端に悪化することもあるそうなので、これからも薬を服用しながらゆっくり生活していきます。

これからは社会復帰に向けての記録も綴っていきたいと思います。