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【ファンクラブとオンラインサロンの違い】オンラインサロンの有効活用法を考える

以前D2Cのビジネスモデルについて記事を書かせていただきました。

【D2Cとはどんなビジネスモデル?】初心者がわかりやすくまとめてみた恥ずかしながらD2Cという言葉は初耳でした。 DAC(代理店です)と違うの?B2Cと違うの?って感じです。 D2Cは数年前か...

 

主にデジタルネイティブ世代を対象にSNSを使ってファンを獲得し要望や改善点を募ってブランドや商品をより良いものへ成長させ続ける、すなわちファンを巻き込んで商品やブランドの成長を促進させていくのがD2C(Direct to Consumer)ビジネスです。

 

一方でファンを獲得していくビジネスと言えば、昔からファンを集めている手法としてファンクラブが、比較的新規の手法としてオンラインサロンがあります。

 

D2Cビジネスがブランドや商品をファン集めの対象とするのに対して、ファンクラブやオンラインサロンは特定の人物をその対象とします。

ファンクラブの特徴と特典

それではファンクラブとオンラインサロンの違いは何なのか。

 

ファンクラブと聞いて多くの人がアイドル(特にジャニーズ)やミュージシャンを思い浮かべるでしょう。

例えばアイドルのファンクラブに入会して毎月の料金を支払うと会員証や会報誌が送られてきたりチケットの先行予約ができたりします。

ファンクラブに入る目的はそのアイドルやミュージシャンなど特定のアーディストの応援です。

その人たちが育ってほしい、有名になってほしい、コンサートを盛り上げたい、それらの応援の気持ちで多くの人はファンクラブに入ります。

またファンクラブではアーティストの考え方や人間性に踏み込むことはありません。

プライベートショットなどはありますが本当の本音を晒すことは無いです。

あくまでもファンが描く理想のアーティストを応援するのがファンクラブという場所です。

また多くの場合ファンクラブの運営をアイドル本人が行うことはありません。

彼らの所属している事務所がファンを増やしてファンサービスを届けるツールとしてファンクラブを運営することが殆どです。

国内のオンラインサロンからファンクラブとの違いを見る

一方でオンラインサロンとはどういうものかを見てみましょう。

以下が国内で登録者数が多く私が個人的に気になっているオンラインサロンです。

西野亮廣エンタメ研究所
開催者 西野亮廣
月額料金 980円~
会員特典 非公式のFacebookの内容を自由に閲覧可能
面白いものを作る作戦会議に参加できる
さまざまなイベントの参加(西野亮廣が飛び入りで参加することもあり)

キングコングの西野亮廣さんが開催するオンラインサロンです。
日本で最も大きいオンラインサロンでしょう。
すでに様々なメディアでの露出もされているのでご存知の方も多いと思います。
今度映画化された「煙突町のプペル」もこのサロンで生み出されたと言われており低価格で西野さんの考え方を学べるとあってたくさんの人が入会しています。

 

HIU(堀江貴文イノベーション大学校)
開催者 堀江貴文
月額料金 11,000円
会員特典 オンライン
・堀江貴文による投稿、依頼、直接の交流
・30を超える分科会グループ
・各界著名ゲストの参加
・定例会は地方会場とSkypeで中継し遠隔参加可能
・メンバー限定生放送(アーカイブもご覧いただけます)
※Facebookグループ内で堀江は自身がおもしろいと思った投稿に対してのみコメントします。
HIUに入会することで何もしなくても、必ず堀江と交流ができるわけはありません。
オフライン
・毎月2回の定例イベント(トーク+懇親会)
・不定期交流会(オフ会)
・不定期ミニ勉強会
・年1回合宿勉強会 会員特典
・各種イベント無料招待参加権※人数限定
・勉強会などに無料で利用できるフリースペース
・地方講演会招待、優先席
・関連商品、チケット等割引
・その他会員優待多数

起業家の堀江貴文さんが主宰するオンラインサロンです。
他のオンラインサロンと比較するとお値段はかなり高めです。
その分内容は豪華なものとなっています。
たくさん用意されたメニューはアグレッシブな堀江さんのサロンらしくかなり積極性が求められそうですね。

 

PROGRESS
開催者 中田敦彦
月額料金 980円
会員特典 「YouTube大学」収録のZoom観覧
​​「Win Win Wiiin」収録のスタジオ観覧
中田の毎日生配信「ホームルーム(朝の会)」
毎月末 Zoom交流会

オリエンタルラジオの中田敦彦さんが開催するオンラインサロンです。
主にエンターテインメント系に特化した内容となっています。
「YouTube大学」や「WinWinWiin」など中田さんが自分で作っている番組のスタジオ観覧権などがあるのが特色ですね。

 

オンラインサロンにはファンクラブとの大きな違いが3つあります。

ファンクラブの応援と違いオンラインサロンでは何か得ることを目的にする

ファンクラブではファンは応援するのに対して、オンラインサロンには何かを得るために入会します。

これはオンラインサロンの大きな特徴の一つです。

それはプログラミングなどの具体的なスキルかもしれませんし、生き方のヒントやノウハウなどの概念的なものかもしれません。

主催者はメンターとなってある時は交流会の中心となり、ある時は相談相手となります。

 

ファンクラブの運営と違いオンラインサロンは本人が運営する

オンラインサロンではファンクラブと違い開催者が自分のサロンを運営します。

多くのファンクラブを事務所が運営しているのと比べるとこれは大きな違いと言えるでしょう。

ファンクラブではアーティストは創作活動に全力を注げるのに対してオンラインサロンはブランディングもマネタイズも全て開催者が自分でやらなければなりません。

 

ファンクラブと違いオンラインサロンでは自分から動く必要がある

ファンクラブでは入会すれば会報誌や会員ページなどを通して情報が送られてきます。

一方でオンラインサロンでは待っているだけでは何も手に入りません。

ひょっとしてこの点について多くのオンラインサロン入会者が誤解をしているかもしれません。

あくまでオンラインサロンは入会者同士の交流や主催者の知識・経験が手に入るコミュニティであってただ待っていても何も手に入りません。

前述した堀江さんのオンラインサロンHIU(堀江貴文イノベーション大学校)のホームページでは次のように書かれています。

イメージ的にHIUは目的を持って行動できる人が入会してくるように思えるかもしれませんが、実はHIU入会者は明確な目的がなく、やりたいことをみつける為に入会したという人が大半だったりします。そして入会後なにもせず辞めていってしまいます。

引用:堀江貴文イノベーション大学校 なにをすればいいのか分からない?

入会者にそれなりの目的と行動が求められるのがオンラインサロンということですね。

 

オンラインサロンの怪しさを振り返りながら有効活用法を考える

オンラインサロンが日本で始まったころその「怪しさ」がメディアで取り上げられました。

西野さんもバラエティ番組で他の芸人さんにいじられていたのを覚えています。

 

私も正直オンラインサロンという存在を知ったとき「なんかそれ怖くない?」という気持ちが少なからずありました。

話を聞くだけだと特定の人物を持ち上げてみんなでコミュニティを作るという流れが自分の思考を放棄しているように感じたのです。

その人物がオンラインサロンの主催者であるということが怪しさに拍車をかけました。

この人自分で「凄い実績がある俺がみんなに良いこと教えるよ!月額料金払ってね!いえーい!」って言うんだ…ヤベえだろ…

みたいな。

 

知れば知るほどそんなことは無いですが(中には本当にあやしいサロンもありますが)当時は色々と誤解を受けるビジネスモデルでしたね。

 

入会の概要を見てもらったら分かりますが、どのサロンも「このサロンに入会したら人生変わります」とか一切言ってないです。

開催者は知識も場所も場合によっては時間(1対1の相談など)も用意してくれています。

それを月額1,000円程度で利用できるのは入会者にとって大きなメリットでしょう。

でもそれを有効活用するのはあくまで個人の力です。

 

したがってオンラインサロンに確固たる目的も無く入るのは止めた方が良いです。

何も得られずに終わりますよ。

オンラインサロン入会に向いている人(例)
・半年後までに絶対に月10万円の副収入が欲しい
・3か月後までに部署内で営業成績No.1になりたい
・3年後までに小説家としてデビューしたい
目的に合ったオンラインサロンを探しましょう
オンラインサロン入会に向いてない人
・将来成功したい
・自分を変えたい
・幸せになりたい
→もうちょっと目的を具体的にした方が良いです

一応オンラインサロンを有効活用するための心得を置いときます。

オンラインサロン利用の心得3か条

・入会前に何を得たいのか目的を明確に持つ

・入会後は目的完遂のためにオンラインサロンを利用するくらいの気持ちで行動する

・目的完遂までの時間を決める

繰り返しになりますが、これからオンラインサロンに入ることを検討されている方は「自分を変えたい」「成功したい」というような漠然とした希望ではなく「自分はこれをいつまでに成し遂げたい、そのためにこのサロンに入会する」という強い意思を持つことをおススメします。

 

逆に言うと目的をしっかりもってオンラインサロンに入ればきっと得られるものも多いと思います。

 

今回はファンクラブとオンラインサロンの違いを見ながらあらためてオンラインサロンの活用方法を見直してみました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。